旅する蜂ブログ

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自然を愛する男の日記 現在、カナダ・アラスカのユーコンの荒野で生きている!

ユーコン川へ、出発だ!!

棚を開け、静かに眠っていた分厚いアルバムを取りだし、1ページ、また1ページと開いていった。僕がまだ物心つく前の赤ン坊の頃から、小学高学年位までの写真が順々に張ってあった。僕の回りには、いつでも自然が写っていた。 親に連れられて、僕は幼い頃から自然と戯れてきた。夏になれば北海道や離島等へキャンプ道具を積んだ車で行き、森のなかでキャンプしながら旅をした。週末は毎週のように秩父の川に行って魚を釣って焚き火をし、冬になれば雪山でスキーをしていた。

幼稚園は“鴻巣ひかり幼稚園”という所へ入り、様々な体験を積んだ。ひかり幼稚園というところは、野性味溢れる動物園の様な所であった。男女関係なく皆すっぽんぽんに、或いはパンツ一丁になって泥の中で遊び、イナゴや銀杏等を採取して焚き火で焼いて食べ、ガチョウ・鶏・兎・ヤギなどと戯れ、何メートルもの高さの木に猿のようにのぼって、尾瀬等の山で登山をした。 記憶を遡ると、自然のなかで過ごしているとき僕はいつでも楽しいとはまた違う、途方もない満足感・解放感に満たされていた。
今思えば、幼い頃のこういった経験が今に繋がっているのだろう。僕は自然が、大大大大大すきである!!

3年前のあるとき、風呂に入っていた僕はふと思った。これまで生きてきた21年間、体を洗う石鹸で僕は、どれだけ僕の大好きな自然を自ら痛めつけてきたのであろうか・・・、そしてこれから生きる何十年で一体どれ程痛めつけてしまうのだろうか・・・と。それから僕の日常から石鹸は消え失せた。いつでも湯か水で体を流すのみになった。髭も水のみで剃るようになった。不思議と体臭は無臭で、痒みなんかも全く出ない。肌はスベスベになり、強くなった。何より僕は、心地よかった。それから1ヶ月前から僕の生活からシャンプーが消えて、歯磨き粉(重曹にとってかわった)が消え失せた。ここ1ヶ月、物凄く心地よかった。草木や小虫達に喜ばれている気がした。 もっともっと地球の自然を感じたい!!それをかなえるため、僕は今日、ユーコンへ向い、家を出た。

これから10月まで僕は自然にどっぷり浸かって生きていく。カナダ・ホワイトホースを源流とし、アラスカ・ベーリング海まで3000キロ程の長さで流れる大河、ユーコン川。源流にカヌーを浮かべ、ベーリング海を目指して荒野の中で生きていくのである。川には数多くの魚がヒレを振るわせて泳ぎ、ハーブやベリーが数多く自生する。魚を釣り自生する植物を採取し、その地の生きた水を飲む。体の細胞殆どをユーコンの荒野と一緒にし、自然に溶け込むのである。靴を脱ぎ捨てて野山を裸足で駆け巡り、川で沐浴し、天上の星達を眺めながら眠る。ベーリング海を目指すといってもそれはただの薄っぺらい目標であり、別にたどり着かなくても全くいい。気に入った場所があればそこで長期間滞在し、その場をとことん満喫しようと思う! だけども、初めて足を踏み入れるユーコンの自然、そこに対して恐怖心がある。だから僕は牙をむかれないように子ネズミのように縮こまり、謙虚に大人しく生かさせて頂こうと思う。自分なりに、自然へ出来るだけ負担をかけないよう生きてきたこれまでの24年間の人生、そして自然を愛する心、それらをもって自然は大いに僕の味方をしてくれるものと確信している。全く根拠は無いのだが・・・ とにかく、行ってきます!!!! こんなに自然を愛するように育ててくれ、そして自分の道を歩かせてくれている両親に、物凄く感謝!!すっかり忘れ去られた頃にひょっこりと何の問題もなく帰ってくるので、安心して気楽に待っててくれれば良いと思う。めっっっっっっっちゃくちゃユーコンの生活を楽しんでくる♪