旅する蜂ブログ

奥会津の地球暮らし

~マタギの見習い~ 自然を愛し、地球の詩を書き、奥会津の山奥で素朴に暮らす

繋がる世界

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熊にかじられてしまった巣箱。
甘い蜂蜜の匂いに狂喜乱舞し、舐めること一心にかじり、引っ掻いたのだろう。
この熊の傷痕が、僕の記憶をほじくった。
そして昔読んだ本を思い出した。
ロシア・シベリアの荒野の探検物語、デルスゥウザーラだ。
熊が木上にある蜜蜂の巣を襲っているを見た森の人・デルスウが、蜂達の命であり貴重な食料を横取りするなと熊を一喝して追い払う、うろ覚えだがこんなシーンである。
人と蜂、熊と蜂、熊と人、森と蜂と熊と人、それらひっくるめた地球との関係、これからの時代に問われる大切な問題だ。
この世界の全てのものは大小関わらず必ず繋がりを持っている。
全ては繋がっている。
太陽に輝く星に月、森に大地に空気、川に海、全てがはるか太古の昔からひとつの大きな大河の流れの様に繋がっている。
それはこの世界の生命の川だ。
その繋がりによって人も動物も全ての生き物が存在し生きている
それひとつで生きることなどなにものも出来ない。
この世界と自然をこれからじっくりと自分自信の目を通して見ていこう!