生きる食べ物
パートナーと友達が作ったあん&カボチャまんとベジタブルまん。
生地に、あんこ等の具材すべてが手作り。
お祭りで200個程売るという。
詳しい作り方はよく分からないが、キッチンで朝から晩まで二人でずっと作り続けていた。
パートナーが言った。
「手のひらからは、愛が出るの」と。
早さと効率をあまりにも追い求め、機械化しすぎてしまっている今の世の中。
絵でも文章でも料理でも何かを作るとき、その時間の中で様々な思いが沸き起こってくる。
その念が愛となり創造している手からにじみ出てくるのだろう。
日々の全てを手作業でやろうとは思わない。
完璧にとまでは全然言わないが、それでも失ってはならない部分を大切に僕らは日々を暮らしている。
これから先、もっともっと暮らしを、人生を磨いて生きてゆく。
なにより心地よく生きるために。
多くの人がそれを追い求めるように!
おやつと弁当におむすびとあんまんを持たされた。
それらはすんなりと体に馴染み、奥底から元気モリモリになった!
それは生きている、本物の食べ物だった。