旅する蜂ブログ

奥会津の地球暮らし

~マタギの見習い~ 自然を愛し、地球の詩を書き、奥会津の山奥で素朴に暮らす

静かな締めくくり

波の静まった、穏やかな湖のほとり。
薪を拾い集めて火を熾した。
汲んできた山の水で炊いた地の玄米。
野菜を刻んで作った味噌汁。
火を目の前に座り、手を合わせる。
26年を振り返り、今に至るまで生かしてくれたもの達へと静かに思う。
あふれでてくるのはありがとうの言葉。
2018年、最後の食事はやっぱり和食だった。
全力で作って、全力で美味しく食べた。
それはこのうえない食事だった。
雲が消え、いつしか夜空には星々が瞬き始めた。
湖のほとりには僕らのほかに男の人が一人だけいた。
同じように焚き火を目の前に、夜空の下に座っていた。
夜に、星に、すぐそばに横たわる湖に何を思い、何を感じて過ごしていたのか。
孤高に生きる彼はかっこ良かった。
派手に過ごすのではなく、静かに見つめ直す。
湖と波と火と星と月と山と共に、素晴らしい年の締めくくりだった。
 
翌朝、陽が山の影から顔を出した。
新年明けましておめでとうございます!!
去年よりも今年はより大きな年に、そして次の年は今年よりも大きく繋げていきます!
輝いて大きく大きく揺れ動く2019年、どうぞよろしくお願いいたします!
 

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